PMP Premium News
2024.03.29
- 実務シリーズ
人手不足がますます深刻化するがその対策は?? – 第25回新しい資本主義実現会議から

3月26日、岸田総理肝いりの新しい資本主義実現会議が開催されました。
内閣府発表による総理発言から主要部分を切り出せば以下の通り。
「30年間続いたコストカット型経済から脱却し新たな成長型経済に移行するチャンスを迎えている。進行中の春季労使交渉は、デフレに後戻りするか、デフレ完全脱却の道に向かうかの正念場。(賃上げも)これまでのところ、昨年の同時期の3.39パーセントに対して4.50パーセントと、昨年を大きく上回る。来年も、再来年も、持続的な構造的賃上げを実現していくために、労務費の価格転嫁に加え、労働生産性の引上げのため、省力化投資に官民で全力で取り組む。」
更に、リスキリングについては関連する業界が蠢きそうな「リ・スキリングは、最先端のICT(情報通信技術)のエンジニアはもとより基本的なICT技術を用いることができる、産業現場の労働者の育成を行う。人手不足感の強い、運輸業、宿泊業、飲食業等については、更に基本的なマネジメント・スキルの取得も加え、官民でスキルの評価制度を作り上げ、スキル取得のための講座受講支援を実施する。」と言う発言もありました。
PMPが注目したのは、以下の配布資料。
2030年と2040年を比較すれば、東京、和歌山、岩手、香川を除き人手不足が深刻化するとの予測だが、東京を除けば日本全国2030年、2040年ともに人手不足ではあるようだ。ICT集約度の高い労働者数を増加させることで労働生産性を引き上げ、人手不足を補おうというのが政府方針。
とは言え、ICT集約度の内容を見れば、電子メール、表計算ソフト、ワープロソフトといった用語が羅列されており、これで欧米と伍して戦うことができる労働者育成に繋がるか?という素朴な疑問が残りますね。


以 上
関連記事(同一カテゴリの最新記事)
-

-
2026.10.16
- 労働法改正
- 実務シリーズ
カスハラ対応:ハラスメント防止規定の役割と企業内で「顧客」の役割を担う担当者への注意喚起 – 今回のカスハラと求職者等セクハラの問題提起 その2
2026年10月1日からカスタマーハラスメント(以下「カスハラ」)と求職者等に対するセクシャルハラスメントの防止措置が企業に義務付けられました。この法改正を受けて、企業からはハラス…
-

-
2026.10.13
- 労働法改正
- 実務シリーズ
カスハラ対応:顧客の権利は? – 今回のカスハラと求職者等セクハラの問題提起 その1
2026年10月1日から、カスタマーハラスメント(以下「カスハラ」)の防止措置が企業に義務付けられました。厚生労働省のパンフレットや専門家によるセミナーでも、カスハラから社員をいか…
-

-
2026.10.06
- 労働行政の動向
- 実務シリーズ
106万円の壁は崩れ去りました – 短時間労働者の社会保険適用に関する賃金要件(月額 8.8万円)の廃止
パートタイマーの社会保険の適用基準の一つ、賃金要件が廃止されました。106万円の壁が法的にもなくなったことになりますが、これについてはこれまでの PMP Premium News …
-

-
2026.09.17
- 労働行政の動向
- 実務シリーズ
今年度最低賃金の動向 – 5%割れの上昇率!?
厚生労働省は、都道府県労働局に設置されている地方最低賃金審議会が答申した令和8年度の地域別最低賃金の改定額(以下「改定額」)を取りまとめました。改定額及び発効予定年月日は以下のとお…
-

-
2026.09.04
- 労働法改正
- 実務シリーズ
10月1日以降の有期雇用者用の雇用契約書 ‐ 厚生労働省からの発表
すでに 7月17日付 PMP Premium News 「同一労働・同一賃金関連 パートタイム・有期雇用労働者に関するルールの変更が2026年10月1日から施行されます。」でご案内…
Pick Up News
-

-
2026.10.16
- 労働法改正
- 実務シリーズ
カスハラ対応:ハラスメント防止規定の役割と企業内で「顧客」の役割を担う担当者への注意喚起 – 今回のカスハラと求職者等セクハラの問題提起 その2
-

-
2026.10.14
- 労働行政の動向
社会保険料削減ビジネスを行っていると疑われる事業所に対する事業所調査の状況について – 厚生労働省
-

-
2026.10.13
- 労働法改正
- 実務シリーズ
カスハラ対応:顧客の権利は? – 今回のカスハラと求職者等セクハラの問題提起 その1
-

-
2026.10.06
- 労働行政の動向
- 実務シリーズ
106万円の壁は崩れ去りました – 短時間労働者の社会保険適用に関する賃金要件(月額 8.8万円)の廃止
-

-
2026.09.04
- 労働法改正
- 実務シリーズ
10月1日以降の有期雇用者用の雇用契約書 ‐ 厚生労働省からの発表