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2021.11.19
- 労働行政の動向
- 実務シリーズ
速報 3回目のワクチン接種(特別休暇の検討も) – 新型コロナウイルス対応 #84

最近、盛んに報道されている新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種について11月18日付けで、厚生労働省から公式に発表がありましたので、ご報告いたします。
発表内容は以下の通りです。
1.接種時期
接種を行う期間は、令和3年12月1日から令和4年9月30日までの予定。
2.接種対象
新型コロナワクチンの追加接種(3回目接種)の対象は、以下を全て満たす方全員です。
▷2回目接種を完了した日から、原則8か月以上経過
▷18歳以上
▷日本国内での初回接種(1回目・2回目接種)又は初回接種に相当する接種(※1)が完了している方
(※1)次の場合。ただし、ファイザー社ワクチン、武田/モデルナ社ワクチン、アストラゼネカ社ワクチンのいずれかに限定。
(ア)海外で2回接種
(イ)海外在留邦人等向け新型コロナワクチン接種事業で2回接種
(ウ)在日米軍従業員接種で2回接種
(エ)製薬メーカーの治験等で2回接種
特に接種を奨励するのは
- 高齢者、基礎疾患を有するなど「重症化リスクが高い人」
- 重症化リスクが高い人の関係者・介助者(介護従事者など)等「重症化リスクが高い方との接触が多い人」
- 医療従事者などの「職業上の理由などによりウイルス曝露リスクが高い人」
3.ワクチン接種
1回目・2回目に接種したワクチンの種類にかかわらず、メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンを使用。
▷ファイザー社のワクチン:追加接種(3回目接種)で使用。18歳以上が対象。※武田/モデルナは薬事承認審査中。
4.接種会場
原則、住民票所在地の市町村(住所地)の医療機関や接種会場。
具体的接種会場は接種総合案内サイト「コロナワクチンナビ」で検索できます。
なお、やむを得ない事情で住所地でのワクチン接種ができない場合、住所地以外の接種も可能。
具体的な手続きは、「コロナワクチンナビ:住所地外接種届について」ご参照。
5.接種手続き
① 市町村から追加接種用の「接種券」と「新型コロナワクチン追加(3回目)接種のお知らせ」が送付される。注:追加接種の接種券発送スケジュールや予約受付開始時期などは、それぞれの市町村ごとに異なる。
② 接種会場を選択しして、電話・インターネットで予約する。
③ 接種当日は、市町村より郵送された「封筒の中身一式」と「本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、健康保険証など)」を持参する。
6.費用
全額公費で接種を行うため、無料で接種できます。
詳しくは厚労省HP「追加接種(3回目接種)についてのお知らせ」をご参照ください。
なお、1回目・2回目のワクチン接種時に特別休暇を設定されている場合には3回目についても同様の措置をご検討ください。
以 上
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