PMP Premium News
2026.02.04
- 労働行政の動向
2025年人事・労務に関する経団連調査結果

2026年、1月20日に経団連から「2025年人事労務に関するトップマネジメント調査結果」が発表されました。高市内閣が新たにスタートし、衆院選を経て、政治が動き出しそうな兆しも見えます。日本が今後どのように変化していくのか? それを占う一つのよりどころにもなろうかと思い、経団連の問題意識を中心にご紹介します。
なお、全文は こちら で入手できます。ご関心ある方はぜひアクセスしてください。
1.2025年の賃上げのまとめ
PMPが抽出したのは、下表となります。
昨年の賃上げは5.5%、うち61%相当がベア相当となります。
このベアの過去5年間の動向が下図となります。
5%程度の賃上げのスタートは2023年、2025年までの3年間でインフレを踏まえてベアの動きが広範囲に広がっています。
2.初任給
下図は、大卒初任給水準。
過去3年間の初任給の引き上げ額の動向です。
初任給引き上げの原資ですが、6割が新たな追加原資としている一方で、4割弱は既存社員を含めた人件費からの流用となっています。
3.政府が導入に積極的な?ジョブ型雇用の動向は下図の通り。
導入の動きは以下の通り。
適用は管理職中心が実態。
ジョブ型雇用では切り離すことのできない Job Description=職務記述書については
もっとも、欧米では、Job Description ではなく Job をさらに細分化した TASK 管理の動きとなっています。また TASK 管理に伴い、社員、アウトソーサーの別なく、それぞれの能力・適性に応じた TASK を担当する労働力を幅広くかつ柔軟的に調達する仕組みを志向。これに生成AIが新たな労働力として加わるという動きとなっています。経団連のこの調査では、このあたりまではカバーしていないようです。
ジョブ型雇用における賃金項目は下図の通り、またほとんどが範囲給となっています。
4.両立支援関連
2024年の事業年度における男性社員の育児休業取得率・平均取得日数
以 上
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